わたしたちの生活
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1階 陽(ひだまり)ユニット

助け合い協力しながら
1階陽ユニットの利用者さんを支えているのはスタッフだけではありません。
利用者さん同士が助け合い協力しながら日々生活しておられます。
利用者さん同士の助け合いが「今日助けてもらったから次は私が…」
「助けてもらうばかりでは…次は助けを借りずに自分の力で…」と
自然にそのような発言が出るのではないかと思います。
「お元気な利用者さんばかりですね」と言って頂けるのがスタッフとして何よりも嬉しいことです。そしてその元気を、この先も保てるように利用者さんひとりひとりに合わせたケアを行っていきたいと思います。
2階 風(ふう)ユニット

1人1人の生活リズムに合わせたケアを
2階風ユニットでは、利用者様みんな一緒にではなく一人一人の利用者様が好きなこと、得意なこと、苦手なこと、を見つけてそれぞれの利用者様の性格やからだの状況に合わせた関わりが少しでもできるよう日々努めています。そして、スタッフは「一緒になって楽しむ」ことを心がけてレクリエーションを行っています。利用者様の平均年齢は89歳…平均介護度は3.3です。1日の大半を居室で過ごされる方、またフロアに出て活発に活動される方に分かれます。そのため、ひとりひとりの生活リズムに合わせたケアを、心がけ日々を通して「楽しみ・喜び・安心」を感じて頂けるよう様々な関わりを実践しています。創作活動では切る・貼る・塗る・折る、を楽しくお話ししながら毎日少しずつ進めていくことで1つの作品ができあがっています。また、一日一度は必ず歌、体操、ゲームを楽しみます。居室のおられる利用者様には居室にうかがい一対一でのコミュニケーションを持つよう心掛けています。フロアにはいつも利用者様やスタッフの歓声や笑い声があり活気のある楽しい雰囲気作りができています。
医療連携
医療面で連携を取り、利用者様の生活を日々サポートして頂いている方々を紹介致します。
大津ファミリークリニック 医師 井本博之さん
はじめまして、大津ファミリークリニックの医師の井本博之と申します。大阪府出身で、中高はワンダーフォーゲル部、大学ではヨット部と自然が大好きです。
よく話してよく笑ってよくお酒を飲みます。
専門科は家庭医療科です。まだ新しい専門分野であり、皆様にはなじみがないかもしれませんが、子供からご高齢の方まで、生活習慣病からお看取りまで家族まるごと全部診る、そんな診療科です。
利用者様のお一人お一人が、その人らしく健康な生活を送って頂けるようサポートをさせて頂きます。どうぞよろしくお願い致します。
ワンモア訪問看護リハビリセンター
理学療法士 小池さん

ワンモア訪問看護リハビリセンター大津営業所 理学療法士の小池です。
普段はご利用者様のご自宅を訪問し、関節を動かす運動や足の筋力をつける運動、ご自宅内を移動するための歩行練習、生活に必要な動作の練習に取り組んでいます。
楽日荘との関わりに関しましては、週1回看護師が訪問した時に楽日荘の職員から動作の介助方法が分からないということや病院からの退院後にどのような運動を実施した方が良いのか、またどのようにして楽日荘で過ごしていただいたら良いのかということなどの相談あった時に楽日荘に訪問し、助言や指導を行なっております。
今後も運動のことや生活上の介助方法の指導などに関わり、楽日荘をご利用の方お一人お一人が楽しく毎日を過ごせるように取り組んでいきたいと思いますので、ご家族様も何かありましたら、楽日荘の職員にご相談ください。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
ワンモア訪問看護リハビリセンター
看護師 渡邊さん
ワンモア訪問看護リハビリセンター大津営業所 看護師の渡邊です。訪問看護師として、普段は家で生活している方へ訪問を行なっています。病院とは違って治療を受ける患者様へのお世話ではなく、生活のケアが中心になります。生活を送る中で体調の心配や自分だけでは困っておられる日頃の入浴、排泄、食事のケアを主に行なっています。本人様、家族様が生活の中の不安が少しでも軽減され、日常生活が過ごせることを目標にし、ワンモアとしての理念である一人一人の幸せが実現できる事を目指しております。
楽日荘では、週1回定期的に訪問に行ったり、主治医の回診にも同席しております。看護師での体調の確認と適宜、爪切りや浣腸、必要な処置をさせて頂いております。楽日荘での生活が利用者様に安心して過ごせるように、楽日荘の職員さんとのやりとりを行なっており、状態変化には主治医との連携を行なっています。
毎週、利用者様の笑顔に出会える事を楽しみに訪問させて頂いております。今後とも、宜しくお願い致します。
四季の記録

ほんわか通信
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ご家族専用写真館
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ご家族の声
楽日荘に感謝
平成26年入居 Tさん /息子さんより 掲載日:平成29年5月
早いもので、母がお世話になって丸3年が経とうとしております。われわれ息子兄弟が仕事の関係もあって離れて生活するなか、一人で商売を切り盛りしておりましたが、取り巻く環境の変化もあって辞めざるを得なくなり、それに呼応して認知機能が徐々に衰えてきました。
大津で生まれ育った母にとり、生活の基盤、空気感を変えるのは、一番よくないことということで、見つけたのが楽日荘でした。勿論すぐに入居というわけにはいきませんでしたが、事前訪問では、スタッフの方々から見守りの仕方等について丁寧な説明伺うことができ、また実際に入居者の方々が穏やかに過ごしておられることがとても印象的でした。
入居当日は、一人残して帰るのが心配でしたが、スタッフの方々の心配りのおかげでなじんでいったようです。グループホームは、他の入居者の方々との共同生活ですから、日常生活がうまくやっていけるか心配もありましたが、本人の楽天的な性格といろいろな方とお話をすることが好きだということもあって、楽しくやっているようです。
入居者の日常生活は毎日が単調になりがちですが、お正月のおせち料理に始まり、ひな祭りや端午の節句等の飾り付け、夏の盆踊り、四季折々の移り変わりを感じさせる室内の飾りつけのほか、唱歌の斉唱やカラオケ、季節のいい時期には外出など変化の富んだ日常が送れるよう工夫していただいているのも、なかなか訪問できない家族にとっては感謝です。また、誕生日にはお祝いパーティやスタッフの方からいただく色紙に母は元気づけられていることと思います。
家族にとってうれしいことは、入居当初は日常生活にも衰えが目立ち、緊急入院したこともあった母が今では、見違えるように元気になっていることです。これは、1日24時間昼夜を問わず見守っていただいているスタッフの方々のおかげにほかなりません。
これからも、よろしくお願いします。
楽日荘に心より感謝
平成23年入居 Kさん / 次男お嫁さんより 掲載日:平成29年4月
楽日荘には九年前に父がお世話になっておりました。以前に別の二ヶ所の施設に入所しておりましたが、家族として安心してお願いできるというところには程遠く短期間で退所することに至りました。
その後、家庭的でほっとできるグループホーム楽日荘にお出会いし約三年お世話になり六年前に他界致しました。
現在入所させて頂いております母は父がお世話になっていた楽日荘を本人が希望致しました。一度も帰りたいと申したことはございません。
施設長(オーナー)のしっかりとした基本姿勢、スタッフの方々の温かい対応、楽日荘は家族が安心してお任せできる最高の施設だと思います。
母も入所して七年目、百歳を越えました。入所されている皆様の年齢、介護度の上昇と共にスタッフの方々のご負担もますます多くなることと思いますが何卒よろしくお願い申し上げます。
最後になりましたが施設長(オーナー)の地域や商店街発展の為のご尽力にも頭が下がります。私も微力ではございますがご協力できることがございましたらお手伝いさせて頂きたいと思っております。
「グループホーム楽日荘」ってこんなところです
平成25年入居 Hさん / 娘さんより 掲載日:平成29年4月
母の認知症が始まった頃「有料老人ホーム」や「サ高住(サービス付高齢者向け住宅)」等、あらゆる総称の老人施設がどんどん増えてきました。それぞれの特徴や入所する際の条件をケアマネージャーさんから伺い、数多くの施設に申し込みをしました。
親をホームに入所させるのは、どの御家族も断腸の思いです。「もう少し頑張って家で看ていこう。」いや「早くどこか空室ができてほしい。」毎日、この思いのくり返しです。
母を家庭で看るのはもう限界だと感じた時、幸いな事に「グループホーム楽日荘」に入所させて頂く事ができました。ホームでは同年代の利用者さん達と食事は勿論の事、楽しくおしゃべりやゲーム、カラオケ、絵画教室等への参加、そしてできる範囲内での家事をさせてもらっています。
面会時、母の個室で整理等をしておりますと、スタッフさんと利用者さん達の会話が聞こえてきて、時には優しくなだめるように、又ある時はまるで漫才のようにスタッフさん達はさすがに介護のプロだと感心至極です。
高齢者施設の介護職員さんの仕事は長時間の夜勤を含め、とても厳しい労働です。決してお金で割り切ってできる仕事ではありません。しかし、多くのお年寄りの体と命を預かるという大変誇りにできる仕事だと思います。素晴らしいお仲間と一緒に働いてみたいと思われる方は、ぜひ「グループホーム楽日荘」へいらして下さい。
利用者に寄り添える介護職員さんに来て頂けますよう、利用者の家族は願っております。
楽日荘は、生きる力を与えてくれる施設
平成22年入居 Yさん / 息子さんより 掲載日:平成29年1月
我が母親が楽日荘にお世話になってから、はや6年が経過しました。5年前に他界した父親が近くの介護施設でお世話になっていた時、母は一人で生活していました。そんな中、自宅内で転倒し股関節骨折をしてから、徐々に動作も鈍くなり、認知症状も出て来ました。母は、一人で生活不安を訴え、タイミングよく楽日荘に空きが出来たことからお世話になった次第です。
入居時の面談では、スタッフの方の温かい人柄とグループホームの特徴である少人数の家庭的な雰囲気の中で共同生活を送る事が出来る事が確認できて即断即決しました。日々の生活は、規則正しい生活で、母親も生活に慣れるに従って「私はここが一番気楽でどこへも行きたくない」と言い、以来ずっとお世話になっています。
そんなある日、見た目では重症化されている新たなご利用者が入居されて来ました。正直、かなり厳しいのではないかと考えていましたが、日を追うごとに元気になられ、今では他の入居者と全く変わらないというより、むしろお元気になられた利用者を見て、楽日荘の果たす役割は、これだと実感した次第です。ご家族も、正直ビックリされていました。
つまり、施設の基本方針や考え方が非常にしっかりしていて、スタッフがそれを実践されていることにより、楽日荘は、利用者に「生きる力を与えてくれる施設」という認識をした次第です。
楽日荘にお世話になって
平成24年入居 Mさん / 甥御さんより 掲載日:平成29年1月
五年前に叔父が亡くなった事を転機に、叔母の認知症の傾向は強くなり一人での生活に不安を覚え、入所に積極的でない叔母を半ば強引に楽日荘に連れていきました。当初は、スタッフの皆さんに大変なご迷惑をお掛けした事をつれづれと思い返します。
回想法を指導する友人が「1日、五人の人と話をしないと認知症は進む」と語ってくれ、一人暮らしだった叔母も、楽日荘では他の入所の方々と談笑する事も増え、スタッフの方には子供のように気儘な事を話す毎日ですが、叔母の認知症の進み方も穏やかで、入所する事を思い切って決断したのは良かったと思っております。
お世話を頂くスタッフの方々の献身的で家庭的な対応は、叔母の生活の質を何よりも上げる事に繋がっていると感じております。私も、地域の方から介護の相談を受けた際には、「楽日荘の対応・内容は本当に良いですよ。」と叔母の経験も含めて自信を持ってお伝えし、安心して入所をお奨めしております。
楽日荘が叔母の終の棲家となろうかと思いますが、温かい見守りの中で生活が出来る叔母の日常を、今後もスタッフの方々と穏やかに見て参りたいと思っております。
母の笑顔が戻りました!!
平成27年入居 Fさん / 娘さんより 掲載日:平成29年1月
度々の圧迫骨折で入退院を繰り返し、父が亡くなってからは気力さえも衰えていた母を心配して、近所の方や担当のお医者様から楽日荘を勧められたのは、昨年の夏でした。しかし、いざ入所できるという時、母は入院中で「寝たきり」寸前になっていました。こんな状態ではとてもホームでの生活は無理だとあきらめていたのですが、スタッフの方が病院まで面談に来てくださり、入所させていただいて、ほぼ一年が過ぎました。
母は日々驚くほどに回復し、入院中はベッドに座っている事さえできなかったのに、今では車椅子の肘を持って立ち上がり、2m位の伝い歩きができるようになりました。話しかけても答えず、目も合わさず、ボーっと宙を睨んでいた母が、今ではよく笑い、一緒にテレビを楽しみ、カメラを向けるとVサインのポーズ!!
楽日荘のスタッフの方々は、各々の入居者の皆様に寄り添い家族のように接して下さいます。不安な気持ちを抱いている方には優しく声を掛け、たえず捜し物をしている方には一緒に捜してあげて、いつも一人一人に目を向けて、心身ともにケアが行き届いているのを実感する毎日です。母が楽日荘に入所する事ができて、私は今、安心と感謝の気持ちでいっぱいです。
介護のお仕事は大変だと思いますが、楽日荘のようなグループホームがもっと増える事を心から願っています。
楽日荘の皆様ありがとうございました
平成27年入居Uさん / 長女さんより 掲載日:令和3年1月
母は 2015年12月から2020年3月まで、およそ4年3ヶ月、晩年のたいへんな時期を楽日荘で過ごさせていただきました。大腿骨骨折で車いす生活となり、認知症も少しずつ進んできた時に入居することができました。今まで、一日のほとんどを一人で暮らしていましたので、スタッフの皆様や入居者様との会話ができるのが楽しかったようです。スタッフの皆様は、人手不足のため毎日忙しく働いておられる中でも、母の話を嫌な顔一つせずに楽しく聞いてくださいました。日々の生活もいろいろ工夫していただき、季節ごとの行事やお誕生会の開催。お花見やバラ園の見学など色々なところに連れて行ってくださいました。面会に行く度に、ここはいいとこやで、心配しなくていいよと言う母の言葉が思い出されます。
母が亡くなる半年くらい前から病気になり、スタッフの皆様が母に寄り添い色々お世話していただいたこと、感謝しております。一生忘れません。ありがとうございました。
母も天国で喜んでいることと思います。
楽日荘に入居出来て、楽しく晩年を終えることができた母は幸せ者です。入居者の笑顔が絶えない楽日荘がいるまでも続くことを祈っております。
本当にお世話になり ありがとうございました。
平成30年入居Fさん / 長女さんより 掲載日:令和3年1月
母は約2年間生活させていただきました。食事がしっかりできなくなり、心身共に衰え弱り、命の危険さえ感じ、施設を探していたところ、楽日荘さんに出会いました。母に入居して元気になってほしいことを納得してもらえないまま入居になり、お互いに落ち着くために2ヶ月間面会できませんでした。が、その間、母の様子はブログや毎月のお便りや、スタッフの方に電話で尋ねることができ、「家族さんも辛いと思うけど、お母さんはここに居てたら娘が来ると思ってくらはるようになる」というスタッフの方の言葉を心の拠り所としていました。
知らない人たちとの共同生活で緊張の日々は続き、「帰りたい」と発言することも多い中、スタッフの方々は、否定することなく、根気よく接し、温かく見守って下さいました。
母はおやつ作り、お手伝い、創作活動、体操、歌唱、ゲームなどなど日々の活動や、季節のイベントや祭日のお祝にも興味を持ち楽しく参加するようになりました。「ご家族も一緒に」と誘ってくださり、一緒に参加できることも嬉しいことでした。食事も摂れるようになり、スタッフの方々のジョークやお話に反応して、よく笑い、他の利用者様と話したりできるようになりました。母だけでなく、私の細かいお願いや不安や悩みにも対応してくださいました。もちろんお願いが全てOKではなく、スタッフの方々がいろんな角度で考えて、母や他の利用者様が安心して安全に過ごせるように配慮してくださいました。家族とスタッフの方々がよい事だけでなく、気がかりな事も話せるよい関係だったからだと思います。
訪問のお医者さんや看護師さんにも疑問に思うことを尋ねたり、相談にのっていただき、丁寧に説明してくださったこともありがたいことでした。
今はコロナ禍で外出や面会、イベントが自由にできない中、工夫をこらして生活されているご様子。ご利用者様もスタッフの方々も健やかに過ごされますよう祈っています。
本当にお世話になりありがとうございました。
母の笑顔は最高の宝物
平成30年入居Fさん / 次女さんより 掲載日:令和3年1月
母の精神的な不安や言動が受け止められなくなり、私自身毎日泣き、悩み、うつ状態になりました。「距離をおいて、お互いのため生活しよう・・・」と縁あって楽日荘に母を預ける事を決心しました。日々が流れるがままに、自分の気持ちを整理する間もなく母の入所日を迎えました。
母にとっては、いきなりだったので、理解できなく、毎日毎日「帰らせて。家に帰りたい。」と泣き、私は「これでよかったのか・・・」と毎日悩み泣きました。でも少しずつ少しずつ母の表情が変わっていくのを私は感じました。笑顔がいっぱい、食事も美味しい!といっぱい食べるように。周りに関心を持ち、昔のようにお喋りも増え、前をしっかり向いて、目に元気が出て、表情が明るくなりました。
母の笑顔は最高の宝物です。毎日の遊ビリにも積極的に参加し楽しみました。
楽日荘のスタッフさん一人一人が、母に時には厳しく、時には優しく接してくださり、母を暖かく見守ってくださり、本当に感謝しています。毎月のリビングの窓壁面も母と一緒に折り紙を折り、ほっこりできる楽しい時間を過ごさせていただきました。楽日荘にいる母のところに皆が集まり、心休まる笑顔いっぱいの場でありたい、と思っていたのに病魔が母を苦しめました。
1年11ヶ月の楽日荘での生活を終え、母は目を閉じて楽日荘を卒業しました。私は楽日荘が大好きで、日々暖かい見守りの中で生活させていただいた事に感謝の気持ちでいっぱいです。
私も年老いたら、楽日荘にお世話になりたいです。(笑)